【発表会・コンクールレポート】2019年まとめ

こんにちは☀️

すずきです🧀

先日、今年最後の発表会が終わり、年内の大きなイベントは無事全て終了しました🎹✨

子ども達の大きな成長と無限の可能性を沢山感じた1年。

私自身講師として、演奏者として学ぶ事の多い1年にもなりました。

発表会

夏はスタインウェイ🌼冬はベヒシュタイン🎄という、世界3大ピアノの2台を演奏できる発表会。

小さな頃から世界最高峰の音に触れられる環境は本当に幸せな事✨

素晴らしい空間で良い音を沢山浴びて、豊かな心と音楽を育んでいってほしいと感じます。

初めて出演をした子達は、初めてとは思えないほどそれぞれしっかりとした演奏ができ、「楽しかった😊」「緊張したけど、次も出るね!」「聴いてもらえて嬉しかった☺️」と、それぞれの想いを話してくれました。

お母様方ともお話していましたが、とにかくみんな本番にとても強い…!!✨

子ども達がピアノと向き合った分だけ、しっかり音楽を1音1音大切に表現できていた事が本当に嬉しかったですし、音楽に限らない人としての成長を感じる瞬間を沢山見つける事ができた1年間でした。

コンクール

コンクールもスタインウェイピアノでの演奏でした🎹

求める事が高くなるレッスンにも、みんな本当に頑張ってついて来てくれ、目頭が熱くなる事も😢

とても華やかに見えるステージの裏側には、生徒様の多大な努力とご家族皆様の日頃のサポートがあります。

いつも生徒様、ご家族の皆様、関わってくださる全ての方に感謝の心を忘れず、次のステップへ向けて皆様と共に歩んでいきたいと考えます。

結果以上に得るものの大きさを感じるコンクールでした。

コンクールは発表会以上に一歩を踏み出す勇気が大きいかもしれませんが、臨むメリットも沢山あります。

・音楽と密に向き合う事で、学びから本当の音楽の楽しさを知る事ができる。

・客観的に他の講師の先生に演奏を聴いていただき、アドバイスをいただける。

・良いピアノ、良い環境で演奏できる。

・自分自身や音楽が変わるきっかけになる。

・周りのお友達の素晴らしい音楽を沢山聴き、吸収できるチャンス。

等…

コンクールに出演するためには、課題曲をクリアしなければならない事が多いですが、今ではコンクールのように講師の方にアドバイスをいただける「ピティナピアノステップ」等、様々な演奏機会もあります。

大人の生徒様にも、発表会やピティナ等積極的にご参加いただいております。

それぞれの様々なご経験から奏でられる音は、子ども達とはまた違う素晴らしい音が✨

いつまでも音楽を愛し、挑戦・追求し続けていただけると嬉しいです。

私自身も今年は例年以上に様々な方の演奏・音楽を聴きました。

同じピアノでも、同じ曲でも、演奏者によって様々な音楽が生まれる音の世界はやっぱり面白い。

ピアノを学び、楽しめる環境が身近にある事は本当に幸せなことです🍀

来年は皆様にもっと音に耳を傾けていただきながら、更なるご活躍をいただけるよう私も精進致します。

伝えたい事はまだまだ沢山あるのですが、また改めてカテゴリーに分けて皆様のためになる記事をまとめさせてください。

本日は一先ずレポートという形でご報告までに🙇‍♀️

既に私の中では来年の発表会の選曲が始まっています!

今思うと、発表会や試験曲として与えてくださった1曲1曲は先生からの思いの詰まった最高のプレゼントでした🎁

皆様が素敵な曲に巡り逢い、音楽を更に楽しんでいただけるよう、今月はじっくり悩みます🎄💕

すずき

【演奏・本番】衣装(ドレス)選びに迷ったら?ステージでのお話。

こんばんは🌙

すずきです🧀

突然ですが、皆さんは普段「自分の気分が上がる!」「これを着ると落ち着く!」というお決まりのコーディネートやカラーはありますか👗?

私自身、その日の気分や出向く場所によってカッチリとした服装を選んだり、少しカジュアルなものを選んだり…

年齢や季節によっても着たいものや色は移り変わっています。

普段以上に意識するのが

演奏する時のコーディネート。

特に、衣装の色です。

(色…😶?)

人前での演奏は、CD等の音源と違い、聴いている方には視覚の情報も入ります。

自分の心が落ち着く色でもいいのですが、自分自身伝えたいものをしっかり届けたい時には、曲のイメージに近いカラーの衣装を意識したり、楽器と自分自身それぞれが引き立つ色合いをセレクトすると、相手への印象も残りやすくなります。

ピアノの場合は、伴奏の際は黒や背景に馴染む色が主流ですが、主役の際はピアノと同じ白・黒とステージや反響版と似た色にならない方が良いと言われています。

また、これは私自身の体験談ですが💦

昔、演奏する曲のイメージが青や紫色だったのに、正反対の赤色を着てしまい、どうにも落ち着かず…😰

終いには演奏前に気分が悪くなってしまった…(もちろん演奏も納得いかず…)という苦い経験があります😱

(ちなみに、他の曲で赤のイメージを感じ、赤色のドレスを着た際はとてもしっくりきました。)

そこから、曲と衣装の色がマッチしているのかを重視するようになりました🤔

カラーセラピーという言葉もあるように、色彩には様々なパワーが☀️

人に与える影響もあるからこそ、自分自身しっくり来るコーディネートで本番を挑んでみてはいかがでしょうか?

いい意味で気持ちも高まりますし、落ち着く事もできます

全体に色を纏うと逆に緊張してしまう…😣という方は、コサージュやネクタイ等、ワンポイントでカラーを入れてみるといいかもしれませんね🎵

また、モノトーンや背景と同化しそうな衣装の色をあえて選びたい場合は、煌びやかなスパンコールなどが入っているものを意識して選ぶと、ライトが当たった時にしっかりと存在感が出ます。

これまでに、曲のイメージカラーを意識してなかった!という方は、ぜひ1度どんな色を感じるかイメージしてみてください😊

曲によっては、原色、パステルカラーだけでなく、マーブル、幾何学模様等、様々な色彩イメージも出てくると思います。

先程、見てくださる方には視覚からの情報が入るとお伝えしましたが、演奏だけでなくステージでの所作・ステージマナーも大切にしたい所です。

私はいつも皆さんに「ステージでは女優さん・男優さんになってください」と伝えています。

お辞儀をするだけでも、意識することは沢山ありますよね。(表情・姿勢・目線等。)

これは、「人に伝えたい!」という気持ちがあれば、自然な所作に変わって来るように思います。

せっかく一生懸命練習された演奏だからこそ、自然にきちっとステージでの動きができるように日頃から意識を高く持って練習いただくことで、当日の緊張やお客様を目の前にした時の動揺もぐっと減ります。

こちらのステージでの動き方のお話は、また改めてさせていただきますね!

最後は少し話が逸れてしましたが💦

本番の衣装を迷われた時のヒントになれば幸いです🍀

すずき

【あわせて読んでおきたい記事🎶】

【LESSON導入】本番成功に向けて:緊張する仕組みを知る

【LESSON1】緊張と上手く付き合うために

【LESSON2】食事と集中力の関係性

【LESSON3】本番前に試してほしい心身の持ち方

【本番成功に向けて】緊張する原因(仕組み)を知る

こんばんは🌙

すずきです🧀

日が長くなり、春らしくなってきましたね🌸

最近は今後実施予定のコンサートの打合せや準備をしています。

 

ところで、ピアノや楽器を演奏する時は独特の緊張感がありますよね💦

発表会やコンクール等の本番では、日頃から積み上げてきた成果を緊張に押しつぶされずに発揮したいものです😣

実は私は人一倍のあがり症😥

緊張すると、体(特に指先などの末端)が冷えたり、手足が震えたり、速度を上げた鼓動が体全体に響き渡るのを感じたり…

吐き気やめまいがする事も度々ありました。

それをなんとか改善したい!と思い、少しずつ体や心、ライフスタイルについての勉強をスタート📖✍️

演奏に限らず、あがり症や緊張しやすい皆様にとって、以下の内容が緊張緩和のヒントになれば幸いです🍀

まず、緊張は体のどの部分と密接に関係しているのでしょうか…😮?

🌵自律神経

↑皆さん1度は耳にした事のある言葉ではないでしょうか?

自律神経は「交感神経」と「副交感神経」で成り立っており、自分の意志ではコントロールできないものと言われています。

機能としては、呼吸や心拍数・体温・発汗・血圧等の体の動きを調整する働きがあります。

緊張とも密接に関わる神経系である事がわかりますね。

交感神経と副交感神経には、それぞれ役割もあります。

↓↓↓

☀️交感神経とは

人の体を興奮させたり活発にさせる「昼間に優位な神経」

🌙副交感神経とは

眠っている間や人の体をリラックスさせる「夜間に優位な神経」

このように、交感神経と副交感神経は、真逆の働きをします。

例えば、

体が起きよう、動こうとするのは交感神経が活発になっているからであり、眠気に襲われたりするのは体をリラックスさせようという副交感神経の働きによるもの。

では、緊張状態になると、この交感神経と副交感神経はどのように作用するのでしょうか!?

💓緊張する仕組み

人は日々、交感神経と副交感神経のバランスを保ちながら生活を送っています。

個人差はありますが、緊張すると手に汗を握ったり、心拍数が急増したりと、体は様々な反応をみせます。

先程までのお話から推測すると、これらの体に起こる症状は交感神経が活発になっているから起こるものだと考えられますが…

なんと!!

指先が冷えたり手足が震えるといった体に起こる症状は、興奮で優位になった交感神経を必死に「元の状態に戻そう!」「リラックスさせよう!」と副交感神経が慌てて作用する事で、体がフリーズしてしまっている状態だったのです。

最近では、副交感神経には交感神経の作用に急ブレーキをかけるものと、緩やかにブレーキをかけてくれるものの2種類が存在するという説も。

フリーズを解くためには、後者の副交感神経が働くと効果的だそうです。

フリーズを解く方法につきましては、また次回お話していきますね🙋

🌱本日のまとめ

・緊張で起こる体の反応は、興奮状態の交感神経を落ち着かせようと、副交感神経がフル稼動する事によってフリーズが起きてしまう

・フリーズを解くためには、急ブレーキではなく緩やかなブレーキをかけてくれる副交感神経が働くと効果的

“原因を知る”

“緊張の仕組みを知る”

不安要素を軽くするためにも、自信を持って演奏するためにも、とても大切なことですね。

気になるこの続き(フリーズを回避するための方法)は、また次回ゆっくりお話します🎶

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました😊

すずき

【あわせて読んでおきたい記事🎶】

【LESSON1】緊張と上手く付き合うために

【LESSON2】食事と集中力の関係性

【LESSON3】本番前に試してほしい心身の持ち方