こんにちは
すずきです
リモート連弾〜第二弾〜が完成致しました
https://youtu.be/kmW_w95SWyQ
私の大好きな1曲
今回はパーカッション入りです
(データが重いからか、映像と音に少し時差があります)
リモート連弾ならではの難しさもありますが、ピッタリ合わせるポイントを見つけながら、今後も試行錯誤して練習を重ねたいと思っています
ぜひ楽しんでいただけますと幸いです
教室の通常レッスンも明日より再開予定です
すずき
こんにちは
すずきです
リモート連弾〜第二弾〜が完成致しました
https://youtu.be/kmW_w95SWyQ
私の大好きな1曲
今回はパーカッション入りです
(データが重いからか、映像と音に少し時差があります)
リモート連弾ならではの難しさもありますが、ピッタリ合わせるポイントを見つけながら、今後も試行錯誤して練習を重ねたいと思っています
ぜひ楽しんでいただけますと幸いです
教室の通常レッスンも明日より再開予定です
すずき
こんばんは
すずきです
本日はステージ上で履く靴の選び方についてお話致します
ピアノを演奏する上で、靴選びはとても重要です
なぜでしょうか?
演奏者にとって、足は演奏する際に非常に重要な位置を占めているからです
ピアノは腕だけでは弾けません。(音楽を上手く表現できません。)
体全体を支えるのが足であり、音楽の細やかなニュアンスを付けるのもまた足です。
皆様の演奏用の靴は、
・履いていて疲れませんか?
・ペダルが踏みやすい高さ・形の靴ですか?
・履いて演奏した時に、重心をしっかり感じることができますか?
・安定した体勢で演奏できますか?
最近ではピンヒール(かかと部分の細い靴)で演奏されるプロの女性ピアニストも増えてきていますが、プロは演奏する上での基礎や体全体を熟知されているからこそ可能だと考えます。
まずは正しい姿勢で演奏できるようになるためにも、下記点を少しだけ気にしながら靴選びをしてみましょう
(主に女性の方向けの内容にはなりますが、男性もよろしければ知識として最後までお付き合いください)
①ヒールの高さは高くとも3㎝まで
②ヒールの面積は広いものを!
③爪先は丸みを帯びたものがベター!
この①②③に関しては、大学時代の恩師からの教えでもあります。
ヒールが高い=かかとの位置が高くなる事で、ペダルの踏み方が変わってしまいます
かかと部分は特に安定感重視の靴を選びましょう。ペダルを踏む際はかかとは常に地面に付いた状態で演奏しますので、ピンヒールですと一点で支える事になってしまいます。=不安定なペダリングになる事が多いです
かかと部分が高さのある靴ですと、地面に着いていたはずのかかとが浮き、変に爪先に力が入ってしまいます。(もしくは太腿部分に力が入ってしまいます)
いつも通りペダルが踏めないと、本番は特に焦ります
また、過去に、ピンヒールでかかとが滑って演奏に集中できなかったり、雑音が入ってしまうという演奏を見た事がありますが、練習の成果が発揮できない結果となり本当に勿体ないです
爪先部分もとんがった形の物を選んでしまう事で、ペダルを踏むときにできる隙間に靴が挟まり、身動きが取れなくなる事があります。(こちらも過去の演奏会で実際にあったお話です。)演奏中に爪先が隙間にハマってしまうと、身動きが取れないだけでなく、ペダルの踏み替えができないため最後まで音が濁ります
普段慣れないヒールを履く事で、演奏前に足を痛めてしまう事もありますので、靴選びは慎重に行いましょう。
(歩いてみて、演奏してみて、)足にフィットし、足によく馴染み、雑音が少ないかどうかも確認しましょう。
最近では、ピアノシューズ専門店もあります。
ピアノ演奏者にとって、靴による様々なストレスを軽減してくれる靴です
ぜひこちらのサイトもご覧ください。
では、次に靴の色についてお話します
ステージで主役の際、女性はシルバーやゴールドの靴を履くことが多いです。
どんなドレスにも合いやすい色、且つ、華やかだからです
ロングドレスを着ると足元は見えにくいですが、ステージを移動する際には足元も見えます
ステージに出て袖に帰る所までが本番
見る人はしっかり見ています
ドレスの色合いによっては、黒や白も合います。
煌びやかな靴ですと、照明が当たった時にも美しいです
お子様は黒色の靴を履かれる方も沢山いらっしゃいます
先程お伝えした4つのカラーは伴奏時にも大活躍してくれます!
また、男性は黒の革靴がほとんどです!
男性も靴については履き心地、踏み心地、歩きやすさを意識して選ばれる事をオススメ致します
なお、女性の靴ついては結婚式参列と同様、爪先が空いていないものを履く事がステージマナーです。
サンダルのように足先が出ているものは避けるという事を必ず意識してください
(※コンクールは審査員の方の印象にも繋がりますので、特に要注意です)
演奏は1回切りだからこそ、いつも通りの演奏ができるように様々な事に気を遣えると安心です
器用に、臨機応変に対応できるスキルのある方はそこまで意識しなくても大丈夫な場合もありますが、少しでも気になる方は念には念をで、これまでお話した事も心掛けて本番を迎えてください。
すずき
【あわせて読みたい記事】
こんばんは
すずきです
本日はアリーザスによるCLASSICダイジェストをお届け致します
1分間の短い動画です
少しでも皆様の心に届き、皆様が笑顔になりますようにという気持ちを込めてまとめました。
良かったらご覧ください。
すずき
こんばんは
すずきです
少しお日にちが空きましたが、先日のお話の続きになります
※前回の記事はクリックでご覧いただけます。
STEINWAY & SONS 東京 ショールームへ(後編)
スタインウェイ東京様に伺った後は、埼玉県にある「島村楽器ピアノセレクションセンター(PSC)」様へ。
以前から行きたいと思いつつ…PSC様に伺うのは初めてでした
2Fにご案内いただいた先には、フロア一面ズラッと膨大な数のピアノが!!
こちらには、国産のヤマハやカワイのアップライトピアノとグランドピアノ、その他スタインベルグ、ディアパソン、ボストン等が展示されていました。
さらに奥に進むと、輸入ピアノのお部屋が
スタインウェイ、ベーゼンドルファー、ベヒシュタイン、ザウター等、美しい中古輸入ピアノが沢山展示してありました。
中古はほとんどが海外で使われていたピアノだそうです。
それぞれ試弾もさせていただき、各ブランドの良い音、良いタッチ、良い響き、デザインに魅了されました
1日でこれだけ沢山のピアノに触れたのは初めて
何度も申し上げるように、恐れ多い限りですが、感激の嵐でした
お写真はありませんが、その後、1Fのピアノ工房もご案内いただきました
そこでは、ピアノの弦交換や塗装作業等、普段なかなか見ることのできないメンテナンスの裏側を見させていただきました。
1つ1つ丁寧にメンテナンスされているピアノ達。
メンテナンスされる現場の皆様のピアノへの愛情を感じました
名古屋から東京→埼玉と大移動でしたが、忘れることのできない充実の1日になりました
最後までお読みいただきありがとうございました!
すずき
ピアノセレクションセンター詳細(ホームページ)はこちらから飛べます!!
【前回の記事はこちらから】
こんばんは
鈴木みなみです
先日、ピアノ選定中のお写真をいただきましたので、まずは実際の選定の様子からお届け致します!
※前回のSTEINWAY & SONS 東京ショールームへ(前編)は、クリックでご覧いただけます。
皆様に見守られ、ドキドキわくわくしながら、10台のピアノ全てを弾かせていただきました。
先日ピアノの選定で伺ったsteinway & sons 東京様は、沢山の有名なピアニストさんもいらっしゃっています。
ランランさん、ユジャワンさん、綾戸智恵さん、西村由紀江さん、牛田智大さん等、海外から日本まで素晴らしいピアニストの方が実際に触れられたピアノに私自身も触れる事ができる日が来るとは、夢にも思いませんでした。
選定を終え、ピアニストの皆様直筆のメッセージとお名前のある特別なパピルスのご本に、私も名前を残す事もできました。(大変恐縮でした)
その後、もう一つの隠し扉の向こうの「STEINWAY SPIRIO」のあるお部屋へ
「SPIRIO(スピリオ)」は、スタインウェイ社の自動演奏ピアノ
クラシック、ジャズ、ポップス、映画音楽とジャンルも曲数も幅広く、ピアニストさんお一人お一人が目の前でコンサートをしてくださっているようなとても贅沢なピアノです。
いくつかの演奏は、このSPIRIOのために実際にピアニストの方が生演奏されたものをサンプリングされています。
ピアノ界不滅の巨匠達の演奏の再現もあります!
画面(実際演奏されている様子)と連動してスタインウェイの生音をお楽しみいただけるのも、「SPIRIO」の最大の見所・聴き所です。
この「SPIRIO」は、愛知県ですと名古屋調律センター様にも展示されています♪
あっという間の時間でしたが、とても濃密で貴重なひと時を過ごさせていただきました
steinway & sons 東京様の選定の後は、実際にピアノをしばらく保管いただく埼玉県にあるピアノセレクションセンターへ
こちらは次回お届け致します
すずき
こんばんは
すずきです
レッスン室に加湿器を設置するようになってから、
「ピアノのお部屋に加湿器…大丈夫ですか?」
「湿気が多いとよくないんですよね?」
と、ご質問をよくいただきます。
本日はピアノ(グランドピアノ・アップライトピアノ)を管理する上での温度と湿度についてお話します。
ピアノは温度と湿度が高過ぎても低過ぎても良くないのです…
人間と同じように、過ごしやすい温度と湿度が好ましいと言えます。
では、温度と湿度が高い状態や低い状態が続くと、ピアノにどのような影響があるのでしょうか?
湿気が多いと
音がこもる
弦が錆びる
ピッチ(音)が狂う etc…
乾燥しすぎると
木材部分にヒビが入る恐れがある
ネジなどが緩みピアノ全体のバランスが悪くなるetc…
では、私達にできる対策には、どのような事があるのでしょうか?
湿気が多い夏場は
・晴れの日は風通しを良くするために窓を開ける
・雨の日はできるだけ窓を開けない
・除湿機で湿度を調整する
・冷房で温度調節をする
乾燥しがちな冬場は
・加湿器で湿度を調整する
・暖房で温度調整をする
といった対策がとれます。
「ダンプチェイサー」というピアノ専用の除湿機も販売されているようですね。
できるだけ外気(窓の近く)や空調が直接あたりやすい場所・空調の真下を避けてピアノを設置するのもポイントです。
私自身も鍵盤が上がってこない、響きがおかしい…という体験をした事がありますが、これらは梅雨の時期の湿気によるもので練習中にとてもストレスが溜まりました
全てを完璧に調整するのは環境によって難しいかもしれませんが、少し気にかけたりできる事からやってみるだけでも、故障なく心地良い音・良い状態で弾き続けることができるはずです。
良い楽器を長く良い状態で使う秘訣は、日頃のケアやちょっとした心掛けからだと思います。
ぜひ皆様もご家庭のお部屋の状況やピアノの状態を1度チェックしてみてくださいね
すずき