こんばんは🌙
すずきです🧀
本日はステージ上で履く靴の選び方についてお話致します😊
ピアノを演奏する上で、靴選びはとても重要です👠
なぜでしょうか🤔?
演奏者にとって、足は演奏する際に非常に重要な位置を占めているからです🦶
ピアノは腕だけでは弾けません。(音楽を上手く表現できません。)
体全体を支えるのが足であり、音楽の細やかなニュアンスを付けるのもまた足です。
皆様の演奏用の靴は、
・履いていて疲れませんか?
・ペダルが踏みやすい高さ・形の靴ですか?
・履いて演奏した時に、重心をしっかり感じることができますか?
・安定した体勢で演奏できますか?
最近ではピンヒール(かかと部分の細い靴)で演奏されるプロの女性ピアニストも増えてきていますが、プロは演奏する上での基礎や体全体を熟知されているからこそ可能だと考えます。
まずは正しい姿勢で演奏できるようになるためにも、下記点を少しだけ気にしながら靴選びをしてみましょう🥿
(主に女性の方向けの内容にはなりますが、男性もよろしければ知識として最後までお付き合いください🙇♀️)
①ヒールの高さは高くとも3㎝まで
②ヒールの面積は広いものを!
③爪先は丸みを帯びたものがベター!
この①②③に関しては、大学時代の恩師からの教えでもあります。
ヒールが高い=かかとの位置が高くなる事で、ペダルの踏み方が変わってしまいます🎹
かかと部分は特に安定感重視の靴を選びましょう。ペダルを踏む際はかかとは常に地面に付いた状態で演奏しますので、ピンヒールですと一点で支える事になってしまいます。=不安定なペダリングになる事が多いです😣
かかと部分が高さのある靴ですと、地面に着いていたはずのかかとが浮き、変に爪先に力が入ってしまいます。(もしくは太腿部分に力が入ってしまいます🦵)
いつも通りペダルが踏めないと、本番は特に焦ります💦
また、過去に、ピンヒールでかかとが滑って演奏に集中できなかったり、雑音が入ってしまうという演奏を見た事がありますが、練習の成果が発揮できない結果となり本当に勿体ないです😢
爪先部分もとんがった形の物を選んでしまう事で、ペダルを踏むときにできる隙間に靴が挟まり、身動きが取れなくなる事があります。(こちらも過去の演奏会で実際にあったお話です。)演奏中に爪先が隙間にハマってしまうと、身動きが取れないだけでなく、ペダルの踏み替えができないため最後まで音が濁ります💦
普段慣れないヒールを履く事で、演奏前に足を痛めてしまう事もありますので、靴選びは慎重に行いましょう。
(歩いてみて、演奏してみて、)足にフィットし、足によく馴染み、雑音が少ないかどうかも確認しましょう。
最近では、ピアノシューズ専門店もあります。
ピアノ演奏者にとって、靴による様々なストレスを軽減してくれる靴です✨
ぜひこちらのサイトもご覧ください。
では、次に靴の色についてお話します🥿
ステージで主役の際、女性はシルバーやゴールドの靴を履くことが多いです。
どんなドレスにも合いやすい色、且つ、華やかだからです💐
ロングドレスを着ると足元は見えにくいですが、ステージを移動する際には足元も見えます👗
ステージに出て袖に帰る所までが本番✊
見る人はしっかり見ています👀
ドレスの色合いによっては、黒や白も合います。
煌びやかな靴ですと、照明が当たった時にも美しいです✨
お子様は黒色の靴を履かれる方も沢山いらっしゃいます😊
先程お伝えした4つのカラーは伴奏時にも大活躍してくれます!
また、男性は黒の革靴がほとんどです!
男性も靴については履き心地、踏み心地、歩きやすさを意識して選ばれる事をオススメ致します👞
なお、女性の靴ついては結婚式参列と同様、爪先が空いていないものを履く事がステージマナーです。
サンダルのように足先が出ているものは避けるという事を必ず意識してください🙇♀️
(※コンクールは審査員の方の印象にも繋がりますので、特に要注意です😵)
演奏は1回切りだからこそ、いつも通りの演奏ができるように様々な事に気を遣えると安心です🌸
器用に、臨機応変に対応できるスキルのある方はそこまで意識しなくても大丈夫な場合もありますが、少しでも気になる方は念には念を✊で、これまでお話した事も心掛けて本番を迎えてください。
すずき
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