こんばんは🌙
すずきです🧀
レッスン室に加湿器を設置するようになってから、
「ピアノのお部屋に加湿器…大丈夫ですか😮?」
「湿気が多いとよくないんですよね😵?」
と、ご質問をよくいただきます。
ピアノは湿気が大敵という事はご存知の方が多いようですが、実は乾燥し過ぎもこれまた大敵!!
本日はピアノ(グランドピアノ・アップライトピアノ)を管理する上での温度と湿度についてお話します。
☀️ピアノにとっての最適温度
◆15度〜25度
💧ピアノにとっての最適湿度
◆夏場:40%〜70%
◆冬場:35%〜65%
ピアノは温度と湿度が高過ぎても低過ぎても良くないのです…😢
人間と同じように、過ごしやすい温度と湿度が好ましいと言えます。
では、温度と湿度が高い状態や低い状態が続くと、ピアノにどのような影響があるのでしょうか🤔?
🔸湿気が多いと
😵音がこもる
😵弦が錆びる
😵ピッチ(音)が狂う etc…
🔸乾燥しすぎると
😵木材部分にヒビが入る恐れがある
😵ネジなどが緩みピアノ全体のバランスが悪くなるetc…
ピアノの部品(木や弦、フェルト等)が劣化する=音色や演奏にダイレクトに影響します💦
では、私達にできる対策には、どのような事があるのでしょうか?
🌻湿気が多い夏場は
・晴れの日は風通しを良くするために窓を開ける
・雨の日はできるだけ窓を開けない
・除湿機で湿度を調整する
・冷房で温度調節をする
❄️乾燥しがちな冬場は
・加湿器で湿度を調整する
・暖房で温度調整をする
といった対策がとれます。
「ダンプチェイサー」というピアノ専用の除湿機も販売されているようですね。
ピアノは外気や空調が直接当たる場所が苦手です。
できるだけ外気(窓の近く)や空調が直接あたりやすい場所・空調の真下を避けてピアノを設置するのもポイントです。
私自身も鍵盤が上がってこない、響きがおかしい…という体験をした事がありますが、これらは梅雨の時期の湿気によるもので練習中にとてもストレスが溜まりました😥💦
全てを完璧に調整するのは環境によって難しいかもしれませんが、少し気にかけたりできる事からやってみるだけでも、故障なく心地良い音・良い状態で弾き続けることができるはずです。
良い楽器を長く良い状態で使う秘訣は、日頃のケアやちょっとした心掛けからだと思います。
ぜひ皆様もご家庭のお部屋の状況やピアノの状態を1度チェックしてみてくださいね😊
すずき