【ピアノメンテナンス】ウイルス対策にも!鍵盤の除菌もできる万能「キークリン」

こんばんは🌙

すずきです🧀

様々なウイルスが深刻な問題となっていますので、少しだけ感染対策も兼ねてお話します。

今話題となっている新型ウイルスは、空気感染する可能性は低いものの、ドアノブなど共有して使うものに付着したウイルスが人から人へ渡り、その手で鼻や口を触ってしまうことで感染すると言われています🦠

ピアノの鍵盤も、レッスンでは共有して使う楽器。

「ピアノはどうやって除菌するの😮?」

と、疑問に思われる方もいらっしゃると思います。

「アルコール成分のあるウェットティッシュ等を使ってもいいのでしょうか?」

というお声もありましたが、

ピアノにとっては良くないです…🙅‍♀️

鍵盤が割れてしまう可能性があります😢🎹⚡︎

そこで、今回オススメしたいのが、こちらの

「キークリン」(教育楽器販売株式会社)✨

裏面にもしっかりと「プラス除菌」と記載されています!

鍵盤用の柔らかい布は、このような鍵盤用のクロスを使います。(クロスは必ずワックスタイプではないものを使用しましょう!)

キークリンを少量付けて馴染ませ、鍵盤を拭いていきます。

ピアノには、ピアノ専用のクリーナーを✨

ピアノにとってもやさしいメンテナンスになり、長持ちします。

この他にも鍵盤クリーナーはありますが、本日オススメした「キークリン」は除菌もできて、電子ピアノから象牙の鍵盤まで幅広く使えるためイチオシです😊

レッスンやご自宅でご使用されるピアノにぜひご活用ください。

本日は鍵盤の除菌方法についてお話致しましたが、手洗い・うがいや指先のアルコール消毒、マスク等ご自身でできる対策をして、しっかり身を守りましょう。

すずき

※ 今回のお話はあくまで除菌方法であり、100%ウイルスから身を守れるという訳ではございません。

〜あわせて読みたい記事〜

【練習環境・メンテナンス】ピアノの最適温度と湿度とは?

ピアノセレクションセンター(PSC)へ

こんばんは🌙

すずきです🧀

少しお日にちが空きましたが、先日のお話の続きになります🙇‍♀️

※前回の記事はクリックでご覧いただけます。

STEINWAY & SONS 東京ショールームへ(前編)

STEINWAY & SONS 東京 ショールームへ(後編)

スタインウェイ東京様に伺った後は、埼玉県にある「島村楽器ピアノセレクションセンター(PSC)」様へ。

以前から行きたいと思いつつ…PSC様に伺うのは初めてでした✨

2Fにご案内いただいた先には、フロア一面ズラッと膨大な数のピアノが!!

こちらには、国産のヤマハやカワイのアップライトピアノとグランドピアノ、その他スタインベルグ、ディアパソン、ボストン等が展示されていました。

さらに奥に進むと、輸入ピアノのお部屋が🚪

スタインウェイ、ベーゼンドルファー、ベヒシュタイン、ザウター等、美しい中古輸入ピアノが沢山展示してありました。

中古はほとんどが海外で使われていたピアノだそうです。

それぞれ試弾もさせていただき、各ブランドの良い音、良いタッチ、良い響き、デザインに魅了されました😳✨

1日でこれだけ沢山のピアノに触れたのは初めて🎹

何度も申し上げるように、恐れ多い限りですが、感激の嵐でした🥺

お写真はありませんが、その後、1Fのピアノ工房もご案内いただきました👟

そこでは、ピアノの弦交換や塗装作業等、普段なかなか見ることのできないメンテナンスの裏側を見させていただきました。

1つ1つ丁寧にメンテナンスされているピアノ達。

メンテナンスされる現場の皆様のピアノへの愛情を感じました💕

名古屋から東京→埼玉と大移動でしたが、忘れることのできない充実の1日になりました✨

最後までお読みいただきありがとうございました!

すずき

ピアノセレクションセンター詳細(ホームページ)はこちらから飛べます!!

【前回の記事はこちらから】

STEINWAY & SONS 東京ショールームへ(前編)

STEINWAY & SONS 東京 ショールームへ(後編)

【練習環境・メンテナンス】ピアノの最適温度と湿度は?

こんばんは🌙

すずきです🧀

レッスン室に加湿器を設置するようになってから、

「ピアノのお部屋に加湿器…大丈夫ですか😮?」

「湿気が多いとよくないんですよね😵?」

と、ご質問をよくいただきます。

ピアノは湿気が大敵という事はご存知の方が多いようですが、実は乾燥し過ぎもこれまた大敵!!

本日はピアノ(グランドピアノ・アップライトピアノ)を管理する上での温度と湿度についてお話します。

☀️ピアノにとっての最適温度

◆15度〜25度

💧ピアノにとっての最適湿度

◆夏場:40%〜70%

◆冬場:35%〜65%

ピアノは温度と湿度が高過ぎても低過ぎても良くないのです…😢

人間と同じように、過ごしやすい温度と湿度が好ましいと言えます。

では、温度と湿度が高い状態や低い状態が続くと、ピアノにどのような影響があるのでしょうか🤔?

🔸湿気が多いと

😵音がこもる

😵弦が錆びる

😵ピッチ(音)が狂う etc…

🔸乾燥しすぎると

😵木材部分にヒビが入る恐れがある

😵ネジなどが緩みピアノ全体のバランスが悪くなるetc…

ピアノの部品(木や弦、フェルト等)が劣化する=音色や演奏にダイレクトに影響します💦

では、私達にできる対策には、どのような事があるのでしょうか?

🌻湿気が多い夏場は

・晴れの日は風通しを良くするために窓を開ける

・雨の日はできるだけ窓を開けない

・除湿機で湿度を調整する

・冷房で温度調節をする

❄️乾燥しがちな冬場は

・加湿器で湿度を調整する

・暖房で温度調整をする

といった対策がとれます。

「ダンプチェイサー」というピアノ専用の除湿機も販売されているようですね。

ピアノは外気や空調が直接当たる場所が苦手です。

できるだけ外気(窓の近く)や空調が直接あたりやすい場所・空調の真下を避けてピアノを設置するのもポイントです。

私自身も鍵盤が上がってこない、響きがおかしい…という体験をした事がありますが、これらは梅雨の時期の湿気によるもので練習中にとてもストレスが溜まりました😥💦

全てを完璧に調整するのは環境によって難しいかもしれませんが、少し気にかけたりできる事からやってみるだけでも、故障なく心地良い音・良い状態で弾き続けることができるはずです。

良い楽器を長く良い状態で使う秘訣は、日頃のケアやちょっとした心掛けからだと思います。

ぜひ皆様もご家庭のお部屋の状況やピアノの状態を1度チェックしてみてくださいね😊

すずき